母との『実家の片付け』

『実家の片付け』は、生き方を考える、母からのメッセージとなりました。

ステージ１

人生で始めて、片付けの事を本気で考えて眠れない日々でした。
それは静岡の実家に里帰り出産をした時です。それまでは気付かなかったけれど、物が多い、多すぎる！

『こんな所で出産はできない‼』毎日、母と喧嘩をしました。

私『こんなのいらないでしょ？！』、母『使うの！ほっといて！千葉に帰って千葉で生みなさい！』

母と膨大な物と格闘して、実家の物を半分位に減らせた頃、無事に長男を出産して、千葉に帰りました。

ステージ2

長男を出産後１か月程して、静岡の実家から千葉の自宅へ帰宅。
それからの子育てはバタバタ…年に数回実家に帰省しましたが、リバウンドしている事に気付いても、気にする余裕はありませんでした。

15年程が経ち、子供たちが大きくなり、時間ができました。
そこで母に『片付け、する？』と何となく訊くと、母が「片付けたいの？」と。
親子喧嘩もなく、母の希望を尊重して、穏やかに、手際よく、片付けが進みました。

その後も、帰省する度に少しづつ、実家の片付けを母と共に進めました。

ステージ3

母が癌になりました。でも母は元気で、母の希望もあり、実家の片付けを進めました。

毎週末母の顔を見に帰省するたび、母と片付けました。
実家の片付けが一通り終了した頃、母は天国へ旅立ちました。

片付けを子どもに残さず、自分で終えてくれました。感謝しています。

自分でできる事は自分でする。
元気なうちに、お子様やパートナーを大切に思い、ご自身でお片付けをいたしましょう。
プロがお手伝いいたします。